【副業】【個人事業主】【中小企業】法人カード(ビジネスカード)の注意点。良くない使い方。延滞したらどうすればいい?

前向きではない話を記事にするのは正直なところ気が進みませんが、大事なことなので書いてみようと思います。

経費精算用の法人カード(ビジネスカード)はビジネスをする上で必須のアイテムになっています。

一方で、その使い方を誤ると信用を失ってしまうことになります。

ご存じの通り、一度傷ついた信用を取り戻すには時間を要します。

目次

支払いが遅れたらどうすればいい?

取引先からの入金が遅れてしまって・・・というケースはあると思います。

そんな時の対応についてです。

前もって延滞が判っている場合。

もしも支払いが遅れることと、支払い予定について、クレジットカード会社に電話して伝えておきましょう。

何が変わるの?ですが、ちゃんと対応しておくというのが社会人としてのマナー。

債権管理をしてる社員も人の子なんです。

気は心といいますか、人情は後で響いてきます。

延滞した後に気付いた場合。

延滞金額等にもよりますが、

コンビニ支払用のハガキが届いて支払ったり、督促の電話がかかってきたり、

設定している銀行口座によっては、翌日以降の再振替で支払いが終わる場合があります。

いずれにしても、支払いが終わった後、

「支払いが遅れてごめんなさい」ってクレジットカード会社に電話するのが良いと思います。

どのクレジットカード会社さんも自動化が進んでいて、人の介在するケースが少なくなりつつありますが、

気は心。

な部分も残されてますので、繰り返しになりますが、

社会人として一言あるかどうかで信用度合いは変わってくると思います。

極力使わない方がいい商品、サービスは?

高級腕時計、商品券・ギフト券等の換金性が高い商品

ご存じの通り、以前とは違って、

各カード会社では換金性商品のシステム監視(モニタリング)の導入が進んでいます。

衣装代としても高級腕時計や中元・歳暮用の商品券だとしても入会直後にビジネスカードで決済するのは

避けた方が無難だと思います。李下に冠を正さず。ですね。

困ったときの為に、いつでも現金化できるモノを手元に置いておきたい。

という気持ちは痛いほど判ります。

カード会社によって基準は違いますのでだいぶ語弊があるかも知れませんが、

毎年1,000万円の経費を使う方が少々高額なロレックスを購入しても悪目立ちしないかも知れません。

一方で、これまで年間100万円の利用実績の方が急に高額なロレックスをカード決済すると

システム監視でピックアップされるケースは出てきます。なので監視対象になる可能性はあるかと。

システム監視で見つかると、一時的なカード利用停止、資格取消のケースもありますので、ご注意を。

BPSP利用

BPSP(Business Payment Solution Provider)という仕組みを使った

「請求書支払い代行サービス」があります。

請求書をカード払いにすることで、支払いを繰り延べできる便利なサービスです。

恐らくですが、各カード会社さんはある基準を設けて、BPSPの利用を監視対象にしていると思われます。

とっても便利なサービスですけども、

換金性利用と誤解される可能性があるかも知れません。

私がもしBPSPを使うのであれば、カード入会直後にいきなり高額利用するのではなく、

徐々にBPSP利用額を増やしていくと思います。支払い実績を積み重ねることで、

ちゃんと支払いできますよ!

という証明をする。信用を高めていくことを意識すると思います。

カード会社側の視点での与信についてはまたいつか整理してみようと思います。

最後に

法人カードには、

代表者に対し、個人信用情報機関に登録されている個人信用情報をベースに審査・発行されるカードと

個人信用情報を用いずに法人与信で発行されるカードの2種類があります。

履歴事項全部証明書等の登記簿謄本提出なしで発行できますよ。という法人カード(ビジネスカード)は

各社さんから個人与信カードとして発行されているケースが殆どのはずです。

代表者与信の場合、

法人カード(ビジネスカード)だとしても、

長期延滞(一般的には2~3ヵ月)になってしまうと

指定信用情報機関(CICやJICC)にネガティブな情報が登録されるケースがでてきます。

(巷ではブラックリストと呼ばれているヤツです。ブラックなリストなんかはありませんが。。。)

代表者与信のビジネスカードは個人の信用が傷つくと、後々純粋な個人カードにも影響が出ることがあります。

法人カードといえど取扱いには充分ご注意を。

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